2026年度予算成立 《高市内閣シリーズ#4》

今日はこの話題です。
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1.二〇二六年度予算成立



4月7日、2026年度予算が参院本会議で賛成126票、反対119票で可決・成立しました。予算の一般会計総額は122兆円を超え、過去最大規模。予算成立が4月にずれ込むのは2015年以来、11年ぶりのことです。1月の衆院解散で提出が例年より約1ヶ月遅れた事情はあるものの、衆参で勢力図が異なることも大きく影響しました。

少数与党の自民・維新は多数派工作に奔走。日本保守党の協力を得ることに成功しました。

3月30日、自民党の松山政司参院議員会長と日本保守党の百田尚樹代表が国会内で会談し、外国人政策に関する協議の場の設置などを条件に、保守が2026年度当初予算案に賛成することで合意。自民党と日本維新の会の会派は参院で計120議席で過半数まで4議席足りないのですけれども、これで2議席確保しました。

保守党は予算案に賛成する条件として、外国人政策といわゆる「スパイ防止法」に関して両党間の協議の場を設置することや、食品の消費税ゼロを早期に実施することを要求。会談では自民側が協議の場の設置を受け入れたほか、消費減税に関しては「社会保障国民会議」に保守党が参加することを提案し、保守党も了承しました。松山氏は会談後、「予算成立に向けて大きな前進が図られた」と語っています。

そして、4月2日、読売新聞は無所属の参院議員3人が賛成する方向であることがわかったと報じています。これで保守の2議席、無所属の3議席を足して過半数124議席をクリアとなりました。

件の3人は無所属の斉藤健一郎、平山佐知子、望月良男の3氏。3氏は2月に行われた首相指名選挙で高市総理に投票しています。斎藤氏は採決に応じる条件として、集中審議の開催を求めていたのですけれども、これに対し、自民の磯崎仁彦参院国会対策委員長は4月2日、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長と国会内で会談し、首相が出席する参院予算委員会の集中審議を6日に開くことで合意。磯崎氏は採決時期について、記者団に「週が明けて、できるだけ早いタイミングでと思っている」と述べ、7日の採決へと漕ぎつけました。

木原官房長官は1日の記者会見で、26年度予算案を「一日も早く成立させることが国民生活に影響を生じさせない最善の策だ」と強調していますけれども、国民会議を巡っては他の野党から批判の声が上がっています。参政党は国民会議参加を希望し、「門前払いされた」と不満をためていただけに、「政府・与党の意見に賛成する政党しか参加させないということか」と反発。国民民主党も、連携相手を国民民主から切り替えるかのような与党の動きに、「小手先での過半数確保に意味があるのか」との声が党内であるようです。


2.日本保守党が予算案に賛成した三つの理由


保守党が与党の予算案に賛成したことについて、日本保守党の有本香・事務総長が自身の動画で次のように解説しています。
メディアの方からもお問い合わせを頂戴しておりまして、今日のニュースのラインナップの前に、今朝の読売新聞に一報が出ました。こちらですね、短くお伝えいたします。

今朝の一報です。「自民、保守党と予算案賛成に向け協議へ。スパイ防止法の協議開始などで合意図り、参院与党過半数に弾み」というニュースが出ています。読売のニュースを最初に読みます。

「自民党は2026年度予算案への賛成を取り付けるため、日本保守党と30日に条件面などを協議する方向で調整に入った。同党が重視するスパイ防止法で両党が協議に入ることなどで合意したい考えだ。参議院は与党が過半数の124議席まで4議席足らず、保守党は2議席を持っている。複数の自民幹部が明らかにした。自民からは松山政司参議院議員会長ら、保守からは百田尚樹代表が出席し、国会内で会談する。自民はすでに水面下で保守に予算案への賛成を要請しており、スパイ防止法に加え、外国人政策での両党の協議開始などで折り合う構えだ。自民側は保守が賛成に回れば、無所属議員も合わせ、参議院で過半数確保の可能性が高まると見ている。自民党の山本順三参議院政審会長は29日のNHKの番組で『1日も早く予算を成立させることが与党に課せられた大きな使命だ』と語った」

こういう内容の記事が出てしまいました。正直に申し上げまして、記事に書かれていますように、今日30日にそうした条件面などを協議する方向でという話なのです。今日という日に何かが起こるというところだったわけですが、その前に読売に自民党側から情報が出てリークされたということです。

例えば民間企業で「何かを一緒にやりましょう」ということがあって、それを記者に発表するタイミングというものがあります。または協議を開始したという時、その前に記事が出てリークされてしまうと、破断になることも公々然とあります。それぐらい、一応は信義に基づいて物事を行うものです。

実際、先週から水面下で調整をしてまいりました。水面下というのは当然で、我々が自民党側とどういう話をしているかは表に出さないということでしたが、そういう形で調整をしてきました。本来なら「なぜ出すんだ」という話もありますが、当日記事になるのであれば、戦略的にオッケーかなというところです。当日記事になれば注目度が集まり、多くのメディアも取材に訪れることになります。今日、協議開始ということで、百田代表が出席します。

この記事にあるように、見出しには「スパイ防止法」とありますが、もちろんそれもですし、記事中にある「外国人政策」、我々は「移民政策」と呼んでいますが、これについても協議をします。そしてスパイ防止法についても協議をします。さらにもう一つあります。詳しくは今日の午後、然るべき形で発表します。どういう形で協議をするかという骨組みについては、先週いろいろと調整をしました。

この番組をネットで配信しており、SNSなどを常にチェックして我々の活動を応援してくださっている皆さんに、一つお伝えしたいことがあります。ネット上で「あの人はこう言った」「この人はこう言った」ということに対し、皆さんが色々な感情をお持ちになることを私たちは全く否定しません。党を愛し、党のためを思って発信することも、制限する気は全くありません。

ただ、こうした大事なことも水面下で進んでいます。これはなかなか言えませんので、このように記事になって初めて皆さんにお伝えできるわけですが、実際にはネット上の「誰がどう言った」という話とは違う次元で、保守党の活動が進んでいるということをご理解いただければと思います。

これは今日、代表も言うと思いますが、私たちは決して自民党の補完勢力になるわけではありません。ただ、日本を取り巻く状況を考えると、野党だからとりあえず予算に反対しておけということをやっても、全く実がありません。

今回の本予算案の中身は、本来ならもっと精査しなければいけないと思いますが、保守党は予算委員会に入っていません。また、前の政権からの引き継ぎもあって、なかなか切りきれていないところもあるでしょう。ですが、これをあと半月引き延ばしたからといって、何か良いことがあるかと言えば、あまりありません。年度内に成立させるのは厳しいでしょうが、「1日も早く」というのはその通りだと思います。

1日も早く成立させて、大事な国策について、本来なら今回の予算でも考え方として盛り込んで欲しかったことがあります。それは「こういうことは重要」「こういうことはもうやめよう」という考え方で、不要な予算は切り、重要なところに予算を振り分けていくということです。本来はそうやって欲しかったのですが、時間的にも、我々の党のパワーとしても難しいということで、私たちとしては条件を付けさせていただいた上で賛成をする、という流れを作っています。

この内容は、今日の午後にメディアを通じて、または皆さんに直接、代表から説明する機会を設けます。おそらく保守党の支持者の皆さんには納得いただける内容だと思っています。先ほども言いましたように、私たちは大きな与党である自民党に巻かれたり、補完勢力になったりするのではなく、今の日本にとって何が一番大事なのかを考え、さらに私たちが重点として進めようとしている政策を与党の中にきちんと入れていこうということです。ですので、納得していただけるはずです。

朝から我々に関係するニュースがございましたので、今の段階でご説明できるところをお話ししました。メディアの皆さんで、この番組をチェックしてくださっている野党担当の記者の方もいらっしゃるので申し上げますが、今朝から私や百田代表の秘書に「会見はどこで何時か」という問い合わせが来ております。この後、場所をはっきり確認して皆様にお知らせする段取りにします。よろしくお願いいたします。
要するに「反対のための反対ではなく、国益と実利を重視」、「 自民党の補完勢力ではなく、是々非々の立場で政策をねじ込むため」、「予算早期成立による国政停滞の回避を優先」とあくまでも国益と国民を重視した判断だと述べています。




3.四議席足りない


また、選挙ドットコムも可決するだろうと見通しを述べていました。

該当部分のやり取りは次の通りです。
山本期日前:これが、結局日本で「残り2議席足りない」と言っていたのが、無所属の3人で確保できる見通しになったということですね。

今野忍:4議席足りないんだよね。参議院の定数は248で、過半数は125。欠員が1名いるから、今は124議席あればいい。自民党が今120議席だから、あと4議席足りない。保守党から2人来るから、あと2議席。無所属の3人が賛成する見通しという報道が出ています。少なくとも斉藤健一郎さんは賛成するという報道がありました。以前、自民党と同じ会派を組もうとしていた時期もありましたし。

山本期日前:あと2人は、名前は出ていないですよね?

今野忍:多分、望月さんと平山さんでしょう。読売新聞は名前を出しています。取材に対し、予算案に賛成する方向の3人ということで、保守党も賛成すれば過半数に達し、参議院で可決ですね。

山本期日前:そうですね。6日に集中審議をやるから、6日か7日には決まる。11日になれば自然成立ですが、野党もそれはさせたくないはず。来週あたりには決まるでしょう。

今野忍:高市総理にとって、本当の関門はマーケットと物価高、あるいは参議院だろうね。維新、保守党、無所属3人というルートができたと考えると、参議院の無所属議員の価値は高まったね。

山本期日前:この無所属の3人は、割と何でも賛成してくれそうな感じがします。駆け引きをしている感じは今のところないですね。

今野忍:それよりは保守党だよね。「これをやらなかったら反対するぞ」という。あるいは、安野さんの未来の2人を入れれば3人だから、あと1席。2028年までは選挙がないから、彼らの価値は非常に高い。

山本期日前:高市さんと自民党参議院の関係はどうですか?

今野忍:自民党役員会で、石井準一さんが「年度内に(予算成立が)できなくて申し訳ない」と頭を下げた際、高市さんは特に無反応だったらしい。でも、総理は参議院とうまくやった方がいい。小泉さんも安倍さんも、参議院のドンとの関係が非常に良かったからね。安倍さんは、吉田博美さんのことだけはものすごく大事にしていた。

山本期日前:吉田さんは、青木幹雄さんの次のドンだった人ですよね。

今野忍:安倍さんは石破さんを支持した人を徹底的に排除したけれど、吉田さんだけは別格だった。それぐらい、参議院は自民党総理でもコントロールできない。衆議院なら解散で脅せるし、人事権も持っているけれど、参議院の人事は参議院独自で決まる。今、一番の実力者は石井準一さん。彼は吉田さんの系譜だから、高市さんは彼とうまくやった方がいい。

山本期日前:今、国会で力を持とうとしている武田良太さんはどうですか?

今野忍:武田さんは「総合安全保障研究会」というグループを立ち上げた。旧二階派を引き継ぎ、長島昭久さんや細野豪志さんも参加している。高市さんの推薦人だった田畑裕明さんも参加しているけれど、彼は高市さん側との橋渡し役なのか、あるいはスパイのような動きなのか。

山本期日前:武田派は高市政権に対してどういう立ち位置になりますか?

今野忍:まだわからないけれど、高市さんが九州での選挙応援に行った際、武田さんは「俺から頼んだんじゃない、向こうから来ると言ったんだ」と言っていた。もし本当なら、高市さんの狙いは麻生太郎さんへの牽制だと思う。麻生さんと政敵である武田さんに近づくことで、バランスを取っている。高市さんは政策一本に見えて、なかなかの政局もやっている。

今野忍:福岡の政治は本当に深い。私が昔、古賀誠さんのところを訪ねた際、私の次の来客が岸田文雄さんだったことがある。当時、岸田さんは総理を目指すために麻生さんの支援が必要で、麻生さんから「古賀を切ってこい」と言われていた。それで古賀さんを名誉会長から外したけれど、その後、岸田さんがエルメスのネクタイを持って謝りに行っても、古賀さんは会ってくれなかった。

山本期日前:福岡の政治は「触るな危険」ですね。選挙ドットコムちゃんねるでも、いつか深掘りしたいです。

今野忍:沖縄戦(選挙)も行こうよ。とにかく、政治は人事と権力構造で動いている。
今野記者によれば、高市総理は「麻生さんと政敵である武田さんに近づくことで、バランスを取っている。高市さんは政策一本に見えて、なかなかの政局もやっている」とのことです。国民の支持さえ揺らがなければ、長期政権の目は大分あるように感じます。




4.政治は人事と権力構造で動いている


前述の選挙ドットコムは「政治は人事と権力構造で動いている」と指摘していますけれども、自民党の党内対立はどこかでケリを付けなければならないのではないかと思います。

ジャーナリストの門田隆将氏は、高市退陣論を流した日経記事を「妄想記事」だと断じた、自身の動画回の後半で次のように述べています。
門田隆将:というぐらい、その空想に空想を重ねた記事が、昨日、永田町でものすごいその話題になった。で、その背景をですね、ちょっと私、話してみたいわけです。なんでかと言うと、皆さんもいつも言っているように、1年半後には、要するに来年の9月には自民党総裁選、これやってきますよね。それで、このままで行くと、高市自民党が続くということで。

門田隆将:それ、中国も困っていますよね。親中勢力も困る。左翼勢力も困る。これ、選挙に強いということで、このまま行ってしまったら、その翌年にある参院選でも、野党は惨敗ですよね。これはまずいぞ、なんとかして、これは高市さんを引きずり下ろさなくちゃいけないということで、それでいろんなことが起こって、こういう記事まで出てしまう。こういう妄想記事まで出てしまうわけなんですけど。皆さん、ここでですね、実は岸田派が牙を剥いているということを、私ここでちょっとお話をしたいと思います。

門田隆将:今、高市内閣、これを引きずり下ろしたい、要するに、来年の総裁選で、この非主流の方では、これ岸田派、宏池会が一番これ政権を奪還したいわけですよね。そもそも、この石破政権を誕生させたのが、あの岸田さんであったことは、これもこのチャンネルでずっと言い続けましたので、これは繰り返しませんですけど。要するに、高市政権が誕生したら、創価学会票がお前たちに来なくなるぞと。だから高市以外に票を集めようということで。

門田隆将:それで、この石破政権できたわけですよね。189人が、これ岸田派さんのその言葉も、この理由の1つなんだけど、それでドッと189人が反高市に回って、そして石破政権となって。それで創価票あったかもしれないけど、惨敗は、歴史的な惨敗を、これ都知事選も合わせると、3つの大型選挙すべて惨敗したわけですよね。だから本来なら、岸田さんというのは、腹かき切って政界引退しなきゃいけない存在ですけど、今も、うごめいているわけです。

門田隆将:それでここでね、皆さん、この官邸の不信感って、ここに不審感……不審感、これ信じる方がいいな、不信感ですけど、それがね、参議院のその自民党幹部に向いているんですよ。要するにね、どういった人たちが、これをどういう人たちに不信感回っているか、これ皆さん説明します。これ、参議院の議員会長、松山政司さん。これ岸田派です。旧岸田派。はい、この方です。

門田隆将:参議院の国対委員長、磯崎さん。この人も岸田派です。旧宏池会、旧岸田派。いつも言うように、実質、派閥は維持されておりますので、もう岸田派と言っていいんですけど。要するに、この参議院会長の松山さん、そして国対委員長の磯崎さん、両方岸田派なんですよ。だから、この人は参議院の幹事長である石井準一さん、この人は茂木派。

門田隆将:要するに、この参議院がなんで、これもちろん少数与党だから衆議院のようには思い通りはできませんでしたけど、参議院、これ手腕がないだけじゃなくて、やる気がないんですよ。年度内成立をさせるつもりが元々ないんです。この人たちは岸田派ですから。皆さん、ここでちょっと参議院のことをお話ししたいんですけど。参議院というのは独特。自民党の参議院って独特で。

門田隆将:これは1番有名なのは、あの青木幹雄さん。参議院のドン。これは竹下登の、青木、青木幹雄、青木伊平、この2人の青木というその有名な秘書がいたわけですけど。その青木幹雄さんのほう、青木伊平さんはリクルートのときにな、自殺をするんですけど、この青木幹雄さんは、その後参議院議員になって、そして参議院のドンとして君臨して、参議院幹事長として、もう参議院はすべてこの青木幹雄さんが牛耳るという、そういう聖域化されるというか。この参議院って独特の力を青木幹雄さんが誇ったわけです。

門田隆将:で、その後、世耕(弘成)さんもこの参議院のドンにその後なりましてね。世耕さんのあのこの意向というものも参議院に大きな力というか、これはありました。今世耕さんは衆議院に転じてますけど。そうすると、今のじゃあ松山さんとか、それから幹事長である茂木派の石井さん、この人たちに、そういう束ねる力、これあるんですか。参議院は今も力をこの一枚岩で持っていますかというと、ノーです。そんな力量がありませんから。

門田隆将:しかも岸田派ですから。政治家としての、やっぱり求心力と面倒の見良さと、政権に対する影響力、参議院の独特のパワーというものを、それはやっぱり総理大臣、そして党の幹事長、これとものすごいその力関係、もちろん、なんだけど。その良好な関係を元にですね、ある時は対峙する時もあるんですけど、あの信頼関係というものをこの築き上げなければ、そら参議院のドンになりません、なれませんからね。

門田隆将:だから、その青木幹雄さんだとか、世耕さんのような参議院では今なくなっていることに加えて、少数ですから、石破、参院選、ほんの半年、7ヶ月前ですか、8ヶ月前か。あの参院の惨敗がありましたので、今もう低下しているわけ、その低下している人たちが岸田さんの指示で動いているから、これすごい不信感。要するに、かつてあの青木幹雄さん、これで聖域だったその参院自民党、これがもう今はその権威が全くなくなっている上に。

門田隆将:この求心力、この政治家、松山さんの政治力、それない上に、それ岸田さんがちょろちょろちょろちょろ動いていることが、やっぱり永田町の中で言われ、そして官邸にも耳に入ってくるわけですよね。それで年度内成立できなかったわけですよね。それは激怒しますよね。

門田隆将:ま、今そういうことで、この認知戦、今内戦状態だということを昨日の動画でも私お伝えいたしましたけど、内戦状態なんですよ。簡単なこと言うと、この自民党の中も、その内戦状態というのは、認知戦という意味ですよ。何度も言っているように、中国による認知戦が来ていますから。親中、反日、左翼の勢力がこれに呼応して色んなことやってますけど、国民の意思はもう330議席で分かっているわけですから。

門田隆将:そうするとこれに呼応して、来年の9月の自民党総裁選で、この反主流の方が、なんとか高市さんの支持率を下げて、これを引きずり下ろせないかという野望を持っているわけです。しかし皆さん考えてみてください。来年のこの9月のこの総裁選まで選挙ないわけでしょ。参議院選挙はその翌年ですから。そうすると、衆議院はもう316議席、要するに、330引く14は316議席持っていますから、これはもう解散ありませんから。

門田隆将:そうすると、引きずり下ろすということはできないんですけど。ここで内閣の、例えば小泉(進次郎)防衛大臣が、これ対抗馬として立つって、それ内閣にいるわけだから、それなかなかできませんよね。それ弓引くことになりますから。今度こそそれをやったら、小泉さんの政治生命絶たれますよね。

門田隆将:じゃあ、林芳正さん、これ総務大臣。これも重要、あれなんだけど。ここはけど、動きの可能性はありますよね。なんでかと言うと、これ2027年に自民党総裁選やって、ここで高市さんが当然のこと勝ちますとすると、2030年まで行くわけですから。2030年と言ったら、もう林芳正さんの時代終わっていますよね。そこに行ったら全く違うこの総裁選の有力な候補、色々今の木原稔さんだとか、候補としては小林鷹之さんだとか色々出てきますよね。

門田隆将:そうすると小泉進次郎さんももちろんその中の1人になるわけだけど、林芳正さんというのはもう、あの来年のこの総裁選に勝負かけて、それで何かのかの、この何かしらかの成果を得なければ、もう無理なわけです。それで岸田派が今動いているわけです。いや、だから今回のこの参議院のこの予算通過を巡るこの戦いですよね。これ何がこの戦いで炙り出されたかって言ったら、1つは国民民主党の正体ですよね。

門田隆将:これはもう日程闘争に入って、「対決より解決」を捨てたわけだから。国民民主党の正体は、やっぱり第二立憲民主党なんだなと。それで連合の芳野(友子)さんの言う通り聞いてるのはそういうことなんだなってことで、国民民主の正体が今回日程闘争をやってきて、「解決より、あ、より解決」を捨てたことで、これはもう正体が分かった。

門田隆将:もう1つは、この2番目です。「無能自民参院幹部」。これが分かったわけです。いや、これは厳しい人事をやってほしいと思います、私は国民の1人として。高市総理、そして鈴木俊一幹事長。これ高市総裁ですけども。この高市総裁、そして幹事長の鈴木俊一さんで、幹事長代行のこの萩生田光一さんには、参議院のこの敵に利するような、こういうまともな戦いのできない、無能な参議院の幹部たち。この人たちについて、きちんとこの人事でいろんなことをやってほしいと思います。そうしなければ、こういう本当に妄想としか思えないような記事がいろんなところに出てくるわけです。
門田氏も、高市総理は党内の参院人事で信賞必罰を明らかにすべきだと述べています。

先述の選挙ドットコムの番組では、今野記者は、参院自民幹事長の石井準一氏は実力者だから、うまくやった方がよいとする一方、門田氏は石井氏には参院を束ねる力はないと述べています。

政治は人事と権力構造で動いている。予算通過後、参院含め人事が動くのかどうか。注目点かもしれません。






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