

1.参院選投票率
参院選の投票率は年々減少しており、前回は48.8%。今回の投票率がどうなるか分かりませんけれども、期日前投票は前回よりも伸びています。
今月3日までの11日間に期日前投票を済ませた人は、全国で有権者の7.39%に当たるおよそ778万7000人と、前回3年前の選挙の同じ時点と比べ20%余り増加しています。
都道府県別では東京都で64万1436人で最多。次いで大阪府が53万7884人、愛知県が53万4620人などとなっています。
前回3年前の参議院選挙では、有権者全体のおよそ16%に当たる1706万人余りが期日前投票を行っていることを考えると全体の投票率も上がるかもしれません。
もっとも、期日前投票をする人が増えたことで、選挙当日午後6時以降に投票する有権者が減ったことや、職員の時間外手当の削減といった事情から投票の終了時間を早める投票所が急増していることから、全国の投票所の37.3%が繰り上げを予定しているそうです。

2.荒れる選挙区
選挙情勢について、大手メディアは「自民堅調」と報じていますけれども、いくつかの選挙区では荒れるのではないかと見られています。
改選数6で候補者が乱立している東京選挙区、改選数2の京都選挙区、また、改選数4に加えて、欠員1の補充を含む5人選挙区となった神奈川選挙区、改選数3の北海道選挙区。そして改選数4の愛知選挙区です。
筆者は、選挙区では「自公相互推薦を見送られた自民党現職の小野田紀美氏の岡山選挙区。比例ではNHK党と参政党が議席を獲れるかに注目しています。
まぁ、岸田政権とその今後について思うところもありますけれども、今度の参院選とその結果は今後の日本に大きな影響を与えると見ています。
投票にいきましょう。
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